私はこのコロナ禍の中、約1ヶ月前にバンクーバーに引越して来ました。日本でもカナダでのコロナウイルスの感染が再拡大している中、今カナダに留学に行くべきかどうか悩んでいる方が大勢いると思います。私もその一人でした。本記事では、私が実際にカナダに来てみて感じたことを正直にお伝えします。今後カナダに渡航予定の方や、延期するべきか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
現在のバンクーバーの状況
現在のバンクーバーは、規制はありますがそれぞれが気を付けながら生活しているように感じます。
先月中旬から飲食店はパティオ席やテイクアウト、デリバリーのみの提供可能で、店内飲食は禁止になりました。ショッピングセンター内のフードコートやカフェのテーブル席も使用できないようになっています。しかし、パティオ席がある飲食店は賑わっていますし、週末になればビーチやビーチ周辺の飲食店は人で溢れています。
ソーシャルディスタンスや消毒等で各自感染対策しながらも、少しずつ夏に近づいてきているバンクーバーを楽しんでいる感じがします。
現在のカレッジの様子について
私のプログラムは実技なので週に一度カレッジで授業が行われています。しかし登校前は体調チェックのフォームを提出する義務や人数制限、また消毒、マスクの着用、ソーシャルディスタンスは必須で、カレッジ内でも感染対策が行われています。
また、カレッジ内のカフェテリアや図書館は閉まっていて、事務室なども限られた時間のみ空いていて、カレッジは閑散としています。
実技授業がないプログラムは完全にオンライン授業のようです。
コロナ禍での仕事探しについて
ワーキングホリデービザの方はカナダ入国にジョブオファーが必要なので、カナダに入国後の仕事探しはそれほど心配しなくていいと思います。しかし、私も含め、現在カナダで仕事を探している人の話を聞くと、現在は仕事を見つけることが難しいように感じています。職種や経験にもよるので、全員が仕事を見つけるのが大変な訳ではありませんが、コロナウイルス感染が拡大する前に比べると、全体的に仕事探しは難しいと感じています。
以前から飲食店で働いていた留学生は、飲食店の店内飲食が禁止されてから出勤できなくなり困っています。
カレッジの学生だと働ける時間帯も時間数も限られるので、飲食店でアルバイトする方多くいるのですが、現在このような状況なので、仕事について悩んでいる人は少なくないように感じます。
カナダ渡航は延期するべきか?
最近よく見かける質問ですが、正直この質問に関して断言することは難しいと思います。
なぜなら人それぞれ状況が違います。私はこれ以上日本からオンラインで授業を受け続けることに限界を感じたこと、主人のビザの関係で一刻も早くカナダに入国する必要がありこのタイミングでカナダに渡航しました。
私がこのタイミングでカナダに渡航した理由についてはこの記事に詳しくまとめています。

コロナ禍で制限がある状況での留学生活になりますが、この状況でも自分がカナダに来た目的を達成するために頑張っている留学生はたくさんいます。
この状況でカナダに渡航する人は、最善の感染対策を行なって渡航しているはずです。
これからカナダに渡航する人も、すでにカナダに住んでいる人も、早く安心して暮らせるようになることを一刻も願っています。
さいごに
私は6年前にワーホリでバンクーバーに来たことがあるので、コロナ前とコロナ禍のバンクーバー の違いがわかります。もちろん以前のバンクーバーの方が制限なく行動できましたが、今は今で天気がいい日は海辺を散歩したり、公園に行ったり、感染対策をしながらそれなりに楽しんでいます。
早く世界中が安心して暮らせる世の中が戻ってくることを願っています。